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地方創生は、真実か嘘か。原点の町・岩泉と“現場上がり”の町長 (ep.2)

おちつき地方創生ラジオ 第2回(EP.002)/配信日: 2026.06.16/再生時間: 00:44:43

この回の概要

この回を聴くと、地方創生の現場を走ってきた上田敏孝と、それを聞くかねりんの関係性がこの半年でどう変わってきたか、そして上田が地方創生を始めた原点の町で今何が起きているかがわかります。第2回は前回トピックが多かった反省を踏まえ、テーマを1つに絞ってじっくり語る回です。冒頭では新しく理事に就任した平井出さんの紹介から始まります。平井出さんはトップアントラベルサービスという旅行系の会社で事業開発部長を務める人物で、法人としての特別会員参画とあわせて、5月の理事会で理事就任が承認されました。すでに毎週の定例ミーティングに参加し、上田の地方訪問にも同行しているといいます。ここから「メンバーの顔が見えない団体」という課題が話題になり、活動写真もなく、普段Discordのやり取りが中心で、アイコンは知っていてもリアルで会ったことのないメンバーが多いという実情が語られます。かねりん自身、ネット上では「イケイケオラオラ」で文句ばかり言っているように見られがちだが、実際にZoomやリアルで会うと「いい人っぽい」と言われることが多いというギャップにも触れ、上田は「かねりんとはぜひみんなリアルで会ってほしい」と語りました。

続いて、上田自身の心境の変化について踏み込んだ話がありました。2025年10月ごろの体制刷新以降、上田は「俺なんて俺なんて」という自己卑下から、「上田がいるからみんないる」という自覚へと変わってきたといいます。かねりんは、DAOのように分散的でトップダウンでないコミュニティを最初から目指すのではなく、段階的に進めるべきだと半年間言い続けてきたそうで、上田自身も「最終形をいきなり求めすぎていた」と振り返りました。上田は自分の強みを「ゼロイチで動く突破力」、弱みを「防御力の低さ」だと分析し、逆にかねりんのように細かい部分に気づいて声を上げる仲間がいることで組織のバランスが取れてきたと語ります。かねりんも「発言ばかりで行動が伴っていない」と自分を評しつつ、法律や細部への気づきを役割として引き受けてきたと明かしました。象徴的な出来事として、代表理事から議案が一方的に送られてきたことにかねりんが率直に異議を唱えた「かねりんチェック事件」が紹介され、そこから「止まらずに進もう」という一致が生まれ、メンバー同士がより近く感じられるようになったといいます。

番組の本題は、上田が地方創生を始めた原点の町、岩手県岩泉町への再訪です。上田がまだ株式会社を立ち上げる前、4〜5年前に個人として無報酬の事業立案アドバイザーを半年間務めたのがこの町でした。当時の窓口だった三上さんの上司が、最近の町長選で当選し、佐々木町長として岩泉町のトップになったといいます。上田は2時間にわたり佐々木町長と政策について直接ディスカッションし、掲げる公約「チャレンジ岩泉」(仕事作りへのチャレンジ、安心を作るチャレンジ、未来のチャレンジの3本柱)について、行政出身で現場を知る「現場上がり」だからこそ地に足のついた実行力があると評価しました。同じ訪問日には兵庫県赤穂市の通信制サポート校「西風館高等学院」代表の岡内さんも同行し、佐々木町長からは地方WEB3連携協会と連携してネットワークをつなぎたいという期待の言葉も受けたといいます。

上田は、地方創生を東京の会議室で語ることの限界にも触れ、地域ごとに景色も歴史も生態系も異なるため、数をこなすより一つ一つの地域に合わせたオーダーメイドの関わり方が本質だと話しました。また、地方創生を掲げる事業者には「本物」と、営業活動の中で目的が売上だけにすり替わってしまう「嘘」の両方があるとし、協会がつながる地域や学校には本当にいい人が多いと語っています。上田は自分をギバー気質だとしつつ、それは実業のメンバーやクライアント、そして家族に食わせてもらっている余裕があるからこそだと感謝も口にし、そうした縁や恩のつながりがあるからこそ、自分で営業担当を採用して地域とのつながりを一から作れば年間500万円から1000万円規模の投資が必要になるはずのところを、無形の信頼だけで広がっていると振り返りました。番組の終盤では、来週以降の上田のスケジュール(奈良・三重の高校への訪問、ゴルフや兵庫での認定式など)が共有され、週1回の配信では話しきれないほど活動量が多いため、月曜は週報、木曜はワンテーマの深掘りという週2回配信への発展も検討され始めていることが明かされました。

目次(タイムスタンプ)

この回でわかること(Q&A)

新しく理事に就任した平井出さんとはどんな人物ですか。

旅行系の会社トップアントラベルサービスで事業開発部長を務める人物で、同社が地方WEB3連携協会の特別会員として参画するのにあわせ、法人代表として理事に就任しました。5月の理事会で承認され、定例ミーティングにも参加しています。

「顔の見えない団体」とはどういう意味ですか。

協会のメンバー同士のやり取りが普段Discord中心で、活動写真もなく、リアルで会ったことがなく顔も知らないという実情を指しています。かねりんは、こうした間接的な印象だけでは自分やメンバーの人となりが伝わりにくいと話しました。

上田の心境はこの半年でどう変わったのですか。

2025年10月ごろの体制刷新以降、「俺なんて俺なんて」という自己卑下から、「上田がいるからみんないる」という自覚へと変わってきたといいます。強みはゼロイチで動く突破力、弱みは防御力の低さだと自己分析し、かねりんら仲間とのバランスで組織が成り立ってきたと振り返りました。

「かねりんチェック事件」とは何ですか。

代表理事の上田から議案が一方的に送られてきて承認を求められたことに、かねりんが率直に異議を唱えた出来事です。ここから「止まらずに進もう」というメンバー間の一致が生まれ、以前より距離が近く感じられるようになったと語られました。

岩手県岩泉町と上田にはどんな関係があるのですか。

上田が株式会社を立ち上げる前、4〜5年前に個人として無報酬の事業立案アドバイザーを半年間務めたのが岩泉町でした。当時の窓口だった三上さんの上司が町長選で当選し、佐々木町長として今回上田を迎え入れています。

佐々木町長の「チャレンジ岩泉」はなぜ評価されているのですか。

仕事作りへのチャレンジ、安心を作るチャレンジ、未来のチャレンジという3本柱の公約について、2時間の直接対話を通じて「地に足がついている」と上田は評価しました。行政出身で現場を知る「現場上がり」だからこその実行力が理由だとしています。

この回を聴く

おちつき地方創生ラジオは、毎日、全国の地域や学校をまわる上田敏孝が、現場で見た“地方創生のリアル”を語り、かねりんが本音で聞いていく対談番組。そわそわする地方創生が、おちつく。毎週更新。